【ネタバレなし】NoEscape『夜駆ける寝台特急からの脱出』体験レポ|初心者と鉄道好きにおすすめできる公演でした
今回は、池袋にある脱出ゲーム専門店NoEscape(ノーエスケープ)池袋店の公演『夜駆ける寝台特急からの脱出』を体験してきました。
この公演は、寝台列車をモチーフにした少人数向けの脱出ゲーム。レトロな雰囲気とギミックの組み合わせが特徴で、どこか“旅”をしているような不思議な感覚に包まれながら、謎解きに挑むことができます。
「謎解きには興味あるけど、初めてだからちょっと不安…」という方や、「久しぶりに脱出ゲームに行きたいけど、どの公演が良いか迷ってる」という方にもおすすめできる内容でした。
この記事では、予約方法や当日の流れ、室内の雰囲気や実際のプレイ感など、体験ベースで詳しく紹介しています。謎の内容についてはネタバレを避けつつ、初心者から中級者までが安心して参加できるかどうかも含めて、リアルな感想をまとめています。
予約から当日の流れ、そして実際の体験の感想まで、ネタバレを避けつつ詳しくまとめていきますので、これから行こうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
目次
今回参加した公演について
NoEscapeとは?
NoEscape(ノーエスケープ)は、池袋と新宿にある脱出ゲーム専門店。全公演が2〜8人の完全貸切制で、気の合う仲間とだけで楽しめるのが特徴です。デートや打ち上げ、研修にも人気があります。
難易度は選択式で、初心者向けのNormalモード(脱出率約50%)と、上級者向けのNoEscapeモード(脱出率約10%)から選べます。さらに、センサーを使った電子ギミックや、何度でも使えるヒントシステムなども魅力です。
価格は50分2,700円〜と手頃で、気軽に挑戦できる点も嬉しいポイントです。
今回挑戦したのは『夜駆ける寝台特急からの脱出』
今回体験したのは、NoEscape池袋店の公演『夜駆ける寝台特急からの脱出』です。昭和レトロな寝台列車を舞台に、特別な客室「エスケープスイート」で発生する事件に巻き込まれながら、50分以内に列車からの脱出を目指します。
難易度はNormalモード(脱出率約60%)とNoEscapeモード(脱出率約20%)の2種類。室内は明るく、ホラー要素はないため、恐怖系が苦手な方でも安心して参加できます。参加人数は2〜3人(推奨2人)で、料金は2,700円/人(学生割引:2,400円/人)。ヒントは無制限に利用可能です。
こんな人におすすめの公演
- 謎解き初心者の方
- ホラーが苦手な方
- 2人で参加したい方
- ギミックを重視したい方
Normalモードの脱出率は約60%と高めで、初心者でも挑戦しやすい難易度です。室内は明るく、ホラー要素がないので恐怖が苦手な方にもおすすめ。レトロな寝台列車の世界観が丁寧に表現されており、2人での協力プレイにちょうどいいボリューム。センサーを使ったギミックも豊富で、体験としての満足感も高い公演です。
予約から当日の流れまで
予約方法について
NoEscapeの予約は公式サイトから24時間受付で可能です。日時・人数・モードを選んで簡単に予約でき、グループ貸切制のため他の参加者と一緒になることはありません。
支払いは当日、現金・クレジットカード・交通系ICなどが使えます。学生割引を使う場合は、当日の学生証提示をお忘れなく。
当日の流れと受付の雰囲気
到着後は1階のモニターで予約名が表示されているか確認し、時間まで同じフロアの待機スペースで待機します。持ち帰り謎の販売コーナーもあり、待ち時間に商品を見たり購入したりできます。開始時刻が近づくと、案内があり受付とモード確認が行われます。
今回の公演では荷物の預け入れは部屋の中で行い、カラーボックス程度の棚にまとめて置くスタイルでした。
持ち物・服装について
室内はややコンパクトなため、荷物はできるだけ少なめにしておくのがおすすめです。特に3人で参加する場合は、荷物が多いと移動しづらくなる可能性があります。荷物や貴重品は部屋内の棚に預ける形式で、自己管理が必要です。
服装については、座って過ごす時間が長く動き回ることはほとんどないため、特別な配慮は必要ありません。ヒールやスカートでも問題なく参加できました。
実際に体験してみた感想(ネタバレなし)
公演の導入と世界観
導入は映像によって始まり、プレイヤーが「エスケープスイート」に宿泊しているという設定のもとで物語が展開されていきます。昭和の寝台列車を模した空間は、内装や照明なども含めて世界観が統一されており、物語に没入しやすい空間が印象的でした。
謎の難易度やギミック
Normalモードで参加し、全体的にテンポよく進められる構成でした。ヒントは無制限に使えるため、詰まっても焦らず進められるのが安心ポイントです。
センサーを使った仕掛けも取り入れられていて、演出としての臨場感や「列車の中で起きている」感じがより強く伝わってきました。
ストーリーと演出の魅力
ゲームが進むにつれて少しずつ物語が明かされていく構成で、自分自身が物語の登場人物になったような没入感を味わうことができました。
室内には列車の座席を模したような大きめのシートが設置されており、基本的にはそこに座ってゆっくりと進めていきます。BGMには明るめの音楽が流れていて、緊張感をあおる演出が少なく、落ち着いて取り組めたのも印象的でした。
結果は成功?それとも…
Normalモードで参加し、残り25分で無事に脱出成功しました。初心者と中級者の2人で挑戦しましたが、大きな詰まりもなくスムーズに進められました。
やや簡単に感じる部分もあり、上級者には物足りなく感じられるかもしれませんが、初心者を誘って一緒に楽しむには最適な難易度設定でした。
公演を通して感じたこと
特に印象に残ったポイント
電車モチーフがしっかりと活かされていた点が、今回の体験で特に印象に残りました。鉄道好きとしては、空間や演出のひとつひとつが嬉しい要素で、楽しさが倍増しました。
注意しておきたいこと
さっきも書いたように、室内はややコンパクトな設計なので、荷物はできるだけ少なめで訪れるのがおすすめです。特に3人で参加する場合は、荷物が多いと動きづらくなる可能性があります。
荷物の保管は部屋の中の棚を使う形式で、鍵付きロッカーなどはなく自己管理が必要です。
また、Normalモードは比較的やさしめの構成のため、経験者にとっては少し物足りなさを感じるかもしれませんが、初心者と一緒に楽しむにはぴったりの内容です。
まとめ
総合的な感想
全体を通して、とても楽しく参加できた公演でした。電車モチーフがしっかり活かされていた点は、個人的に特に魅力的で、鉄道好きにはぜひ体験してほしい内容です。
謎の難易度はやさしめですが、初心者の方と一緒に楽しめる構成で、2人で協力するのにちょうどよいボリューム感でした。世界観に浸りながら落ち着いて楽しめるタイプの公演を探している方に、ぜひおすすめしたいです。
次に挑戦したい公演について
今回の体験がとても楽しかったので、またNoEscapeの公演に挑戦したいという気持ちが強くなりました。特に次に気になっているのは、『携帯端末からの脱出』というタイトルの公演です。
スマートフォンやデバイスをテーマにしているようで、現代的でちょっとスタイリッシュな雰囲気がありそうなのが気になっています。今回のように、空間づくりがしっかりしていて世界観に没入できるタイプの演出なら、きっとそちらも満足度が高いのではと期待しています。
また、次回は別の難易度にも挑戦してみようかなという気持ちも。NoEscapeの魅力は、難易度が選べて自分たちのレベルに合わせて遊べるところなので、その日の気分や一緒に行く相手に合わせて公演を選べるのも嬉しいポイントです。
今後もいろんなテーマの部屋に参加して、自分の好みや得意な謎解きスタイルを見つけていけたらいいなと思います。