【ネタバレなし】NoEscape『謎の研究施設からの脱出』体験レポ|謎解き初挑戦の友達と楽しめたライトな1本!
謎解きイベントが初めての友達と一緒に体験してきたのが、NoEscape池袋店の『謎の研究施設からの脱出』。初挑戦でもしっかり楽しめる内容で、謎解き初心者でも安心して参加できる“ちょうどいい”難易度が魅力の作品でした。
この記事では、ネタバレを含まずに、当日の雰囲気や受付の流れ、実際にプレイして感じた魅力をレポートします。「謎解きって気になるけど難しそう…」「友達と一緒に行ってみたい」という方にぜひ読んでほしい内容です!
目次
今回参加した公演について
NoEscapeとは?
NoEscape(ノーエスケープ)は、池袋と新宿にある脱出ゲーム専門店。全公演が2〜8人の完全貸切制で、気の合う仲間とだけで楽しめるのが特徴です。デートや打ち上げ、会社の研修など、さまざまなシーンで人気があります。
難易度は選択制で、初心者向けのNormalモード(脱出率約50%)と、上級者向けのNoEscapeモード(脱出率約10%)を選べるのが嬉しいポイント。センサーを使った電子ギミックや、何度でも使えるヒントシステムも魅力です。
価格は50分2,700円〜と手頃で、謎解きが初めてでも気軽に挑戦しやすいのも人気の理由のひとつです。
今回挑戦したのは『謎の研究施設からの脱出』
今回プレイしたのは、池袋店の「謎の研究施設からの脱出」で、最大3人参加可能な20分タイプのお部屋です。
この日はちょうど別の公演までの待ち時間があったので、平日夜19時ごろに友達とふらっと立ち寄ってそのまま受付→参加しました。20分タイプの公演は予約不要で、その場で飛び入りOKなのが魅力ポイントです。
プレイヤーは謎めいた研究施設に閉じ込められた被験者となり、謎を解いて脱出を目指します。短時間でテンポよく、最後のギミックまでしっかり楽しめる満足度の高い公演でした。
こんな人におすすめの公演
- 謎解きが初めての友達と気軽に楽しみたいとき
- サクッと短時間で遊べる公演を探しているとき
- 脱出ゲームの雰囲気をライトに味わってみたいとき
- 待ち時間や予定の合間にちょっとした体験がしたいとき
予約から当日の流れまで
予約方法について
NoEscapeの予約は公式サイトから24時間受付で可能です。日時・人数・モードを選んで簡単に予約でき、グループ貸切制のため他の参加者と一緒になることはありません。
ただし、今回のような20分タイプのお部屋は予約不要で、当日に現地で空きがあればすぐに参加できます。公式サイトには公演の詳細が掲載されていますが、事前に予約ページがない公演=現地受付制と覚えておくとスムーズです。
当日の流れと受付の雰囲気
到着後は1階のモニターで予約名が表示されているか確認し、時間まで同じフロアの待機スペースで待機します。持ち帰り謎の販売コーナーもあり、待ち時間に商品を見たり購入したりできます。
開始時刻が近づくと案内があり、受付とモードの確認が行われます。
今回の公演では荷物の預け入れは部屋の中で行い、カラーボックス程度の棚にまとめて置くスタイルでした。
持ち物・服装について
特別な持ち物は必要ありません。荷物は部屋の中にあるカラーボックスにまとめて置く形式なので、小さめのバッグや手荷物の少ないスタイルがおすすめです。
また、今回参加したお部屋はやや狭めの空間だったため、大きな荷物や動きづらい服装は避けたほうが快適です。謎解き自体に激しい動きは不要ですが、立ったりしゃがんだりする場面もあるため、スカートやヒールよりは動きやすい服装がベターです。
実際に体験してみた感想(ネタバレなし)
公演の導入と世界観
物語は、プレイヤーがとある研究施設の被験者として目を覚ますところからスタートします。部屋の中には意味ありげな装置や書類が置かれ、何が起きているのかを推測しながら進めていく形式です。
導入はシンプルで分かりやすく、謎解きにすぐ入れる構成でした。ストーリーや世界観の作り込みが特別強いタイプではありませんが、説明が短くスッと始まるため、初心者でも構えずに楽しめる公演だと感じました。
謎の難易度やギミック
全体の難易度はかなり優しめで、謎解きが初めての人でも無理なく楽しめるレベルでした。今回はNoEscape初挑戦の友達と参加し、私はほぼ何も口を出さず、初心者1人でどこまで解けるかを試してみました。
結果は5分ほど時間を残して脱出成功。謎のボリュームは少なめですが、鍵の開け方やヒントの見つけ方といった基本を学べる内容で、初参加の導入にはぴったりな印象でした。
ギミックは物理的なものが中心で、複雑な操作はほとんどなく、テンポよく進められる設計。焦らず自分のペースで進められるので、変にプレッシャーを感じずに楽しめる点も魅力です。
ストーリーと演出の魅力
ストーリーや演出に関しては、短時間タイプの公演ということもあり、特に強く印象に残る演出はありませんでしたが、「謎の研究施設からの脱出」というテーマ自体にワクワク感があり、部屋に入った瞬間の「これから何が起こるんだろう?」という期待感はしっかり感じられました。
また、照明や音響などの演出も過不足なく整っていて、初心者が楽しむにはちょうどよい雰囲気だったと思います。ストーリーで深く没入するというより、謎解きそのものを気軽に楽しむ公演という印象です。
結果は成功?それとも…
今回は謎解き初心者の友達と2人で挑戦しましたが、私はほぼ見守りに徹し、ほとんどの謎を友達1人で解き進める形で挑戦しました。
結果は残り5分を残して無事に脱出成功!ヒントを使うこともなく、詰まる場面もほとんどなかったので、初心者のチュートリアルとして理想的な内容だったと感じます。
公演を通して感じたこと
特に印象に残ったポイント
この公演で特に印象に残ったのはラストの仕掛けです。意外性というより、研究施設というテーマにぴったりな展開で、短い時間ながら「それっぽさ」をしっかり感じられる構成になっていました。
「そうきたか!」という驚きというよりも、「なるほど、こういう流れね」と納得できる流れで、初心者でも物語に参加している気分が味わえる作りだと思います。
注意しておきたいこと
ひとつ気になったのは部屋の狭さです。空間はかなりコンパクトで、2人でちょうどよい広さという印象でした。最大3人まで参加可能と案内されていますが、3人で入るには正直かなり窮屈で、遊びづらさを感じるかもしれません。
また、謎解きに慣れている上級者にとっては、物足りなく感じる可能性が高いです。ギミックやストーリーの深みよりも、初心者が楽しみながら基本を体験できる内容になっているため、脱出ゲームに慣れている人には軽めに感じられると思います。
まとめ
総合的な感想
全体を通して、謎解き初心者と一緒に遊ぶにはちょうどいい1本でした。短時間・低難易度・コンパクトな空間という三拍子で、「脱出ゲームってどんなもの?」を体験するのにぴったりな内容です。
公演全体のボリュームは控えめですが、鍵の開け方や手がかりの探し方などの基本を実際に手を動かして学べるので、NoEscape未経験の人を連れて行く導入公演としておすすめできます。
上級者には物足りないかもしれませんが、「初心者と遊ぶ」「空き時間に軽く1本やりたい」というシーンにはぴったり。時間も価格も手頃で、気軽に楽しめるのが魅力です。
次に挑戦したい公演について
今回は20分タイプのミニ脱出「謎の研究施設からの脱出」を楽しみましたが、次回はボリュームのある公演にも挑戦してみたいところ。池袋店のホール型公演『トンネルに遺棄された研究所からの脱出』が気になっています。
この公演はストーリー性とギミックが充実した“公演型謎解き”で、「トンネルに遺棄された研究所」という世界観を舞台にしっかり没入して楽しめるようです。期間限定の開催なので、次回はこちらに挑戦してみたいなと思っています。