謎ハウス代々木店『エレベーター』体験レポ
Mysterious
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体験レポ 脱出ゲーム 謎ハウス
2025.06.04

【ネタバレなし】謎ハウス代々木店『エレベーター』体験レポ|没入感バツグンの謎解き公演!

こんにちは。今回は、東京都内にある謎解き施設「謎ハウスミステリーシアター代々木」(以下:謎ハウス代々木店)で開催されている『エレベーター』に参加してきました。もともと謎解きが好きで、他のお店には行ったことがありましたが、謎ハウス代々木は初訪問です。実際に現地に足を運んでみると、世界観や空間のクオリティが高く、思っていた以上に没入感のある体験ができました。

予約から当日の流れ、そして実際の体験の感想まで、ネタバレを避けつつ詳しくまとめていきますので、これから行こうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。

今回参加した公演について

謎ハウスとは?

謎ハウスは、東京都内にある完全予約制の謎解き施設です。 最大の特徴は、1グループ貸し切り型のスタイルで、他の参加者と一緒になることなく、自分たちだけでじっくりと物語と謎解きの世界を楽しめる点にあります。

いわゆる脱出ゲームに分類されるタイプの公演が多いですが、謎ハウスの魅力は、物語への没入感に力を入れていること。 演劇のように進行するストーリーや、細部までこだわった空間演出、キャラクター設定などが非常に丁寧に作り込まれており、単なる謎解き以上の体験が味わえます。

今回訪れた謎ハウス代々木店は、施設自体はこぢんまりとしているものの、スタッフさんの対応も丁寧で、空間やストーリーの質が非常に高いのが印象的でした。

今回はそんな謎ハウス代々木店で実際に体験した公演について、予約や受付の流れを含めてレポートしていきます。

今回挑戦したのは『エレベーター』

謎ハウス代々木店では最も優しい難易度のこちらの作品。

推奨人数は2〜4人で、制限時間は60分です。その名の通りエレベーターがテーマとなっており、エレベーターを巡って起きる事件を解決する探偵としてゲームが進んでいきます。

あらすじ

探偵のあなたはとある企業から「社員失踪事件」の調査を
依頼された。早速依頼主のいるオフィスビルのエレベーター
に乗りこんだが……閉じ込められた!?脱出を試みようと
エレベーターを調べるうち、何故か事件の真相も明らかに?

こんな人におすすめの公演

  • 脱出ゲームや謎解きに初めて挑戦する方
  • 密室に閉じ込められるような緊迫感を味わいたい方
  • ストーリー性のある謎解き体験を重視したい方

予約から当日の流れまで

予約方法について

謎ハウス代々木店の公演は、すべて完全予約制となっています。また、予約は公式サイトの予約ページから行うことができます。予約フォームでは、参加希望の公演テーマ、日付、時間帯、参加人数などを選択し、必要事項を入力する形式になっています。

なお、当日の予約は電話での受付のみとなっています。当日予約の際はお気をつけください。

当日の流れと受付の雰囲気

会場までのアクセスと到着時間の目安

謎ハウス代々木店は、JR代々木駅西口から徒歩約5分の場所にあります。駅を出て左側の横断歩道を渡り、「交番」と「かつや」の間の道を進み、「九州ラーメン」の角を左に曲がります。しばらく道なりに進むと、「代々木ゼミナール」の看板が左手に見えます。そこから3軒隣のネイビーのテントが謎ハウス代々木店です。

予約時間の5分前までには到着するようにしましょう。遅刻した場合、体験時間が短縮される可能性がありますので、余裕を持って行動するのがおすすめです。

受付時の流れや印象

謎ハウス代々木店

到着後は、受付で予約名を伝え、参加人数や料金の確認を行います。受付後、公演の注意事項やルールの説明があり、その後部屋に移動して公演が開始しました。料金は後払いで、支払い方法は現金とPayPayのみだそうです。(2025年6月現在)

持ち物・服装について


特別な持ち物は必要ありませんが、動きやすい服装と靴での参加をおすすめします。公演によっては、立ったり座ったりする場面があるため、スカートやヒールの高い靴は避けた方が良いでしょう。また、筆記用具なども不要です。

実際に体験してみた感想(ネタバレなし)

公演の導入と世界観

会場は比較的コンパクトな空間でしたが、「エレベーターに閉じ込められる」という設定には非常に合っており、その狭さがリアルな緊張感を生み出していました。
公演の開始前には、店員さんから口頭でストーリーの説明があり、その場で状況に入り込む導線がしっかり用意されていたのも印象的でした。物語の世界観ともよくリンクしていて、没入感のあるスタートが切れました。

謎の難易度やギミック

全体的に難易度はやさしめで、謎解きが初めての方でも無理なく楽しめる内容だと感じました。問題数も多すぎず、それぞれの謎の難易度もそこまで高くないため、テンポよく進められる印象です。

ギミックはかなり凝っていて、物語の展開と連動する仕掛けが多く、ストーリーのリアルさを引き立てていました。操作したときの反応や演出も自然で、作品全体に一体感がありました。

ストーリーと演出の魅力

ストーリーと仕掛けのつながりが非常に自然で、違和感なく物語に入り込むことができました

また、今回プレイした『エレベーター』はマルチエンディングのお部屋でした。最後の問題を解いた後、店員さんが分岐を提示してくれて、選んだストーリーのその後が描かれたシートを貰う、といった流れでした。

物語が進むごとに状況が少しずつ明らかになり、最後には納得感もありつつちょっとドキッとする展開に着地する構成が印象的でした。

結果は成功?それとも…

今回は無事に脱出成功!普段は中級者向けくらいの難易度に慣れているのですが、この公演は30分ほどでクリアできました!室内に時間を確認できるところがなかったため、焦りながら問題を解き進めましたが、それほど焦らなくても良かったようです。

達成感もしっかり味わえて、満足度の高い体験になりました。

公演を通して感じたこと

特に印象に残ったポイント

演出の中で特に印象的だったのは、照明を使った演出です。
ある場面で突然照明が落ちて暗くなるシーンがあり、その瞬間に空気が一変しました。
暗闇の中で状況を把握しながら進む体験は、緊張感がありつつも没入感を高めてくれるもので、公演の中でも印象深い場面のひとつでした。

注意しておきたいこと

全体として快適に楽しめる構成ではありますが、事前に知っておいたほうが良い点もあります。以下のような方は特にプレイに注意が必要です。

  • 暗所恐怖症の方
  • 閉所恐怖症の方

まず、演出上で突然照明が落ちて真っ暗になる場面があるため、暗闇が苦手な方は驚いてしまうかもしれません。ちなみに私も暗闇が苦手で、その中でも急に暗くなるのが苦手なのですが、リタイアしたいと思うほどではありませんでした。

また、会場はエレベーターの中という設定上、それほど広くはなく、少し閉塞感を感じる方もいるかもしれません。過度に狭いわけではありませんが、狭い空間が苦手な方は注意が必要です。

まとめ

総合的な感想

今回体験した謎ハウスの公演は、ストーリーと演出が印象的でとても満足度の高い作品でした。

世界観への没入感とリアルさを大切にしている点が印象的で、物語の登場人物のひとりとして過ごすような感覚を味わえました。謎の難易度も高すぎず、ヒントなしでもテンポよく進められる構成だったため、謎解き初心者にも安心しておすすめできる内容です。

施設の雰囲気やスタッフさんの丁寧な対応も好印象で、はじめての参加でも不安なく楽しむことができました。

次に挑戦したい公演について

謎ハウスには、今回の公演以外にもさまざまなテーマの作品が用意されているので、リピーターとしても通いたくなる魅力があります。

なかでも気になっているのが、同じ店舗で上演されている「サマーコンプレックス」という公演です。
こちらは今回プレイした『エレベーター』よりも一段階難易度の上がったお部屋だそうなので、ぜひ挑戦してみたいと思いました。

物語に引き込まれる謎解きが好きな方や凝ったギミックと没入感を重視する方には、謎ハウスは間違いなくおすすめできる場所です。

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